≪年中行事≫
一月一日 「元朝護摩(修正会)」
古いわが身が一陽来復とともに、正しく生きるわが身にかわる最初の日に護摩を焚き、一年の無事を祈る行事。
修正とは、これまでの自分自身を省み、生まれ変わった気持ちになること。
二月(第三日曜日) 「節分大護摩供」
本来は節分(二月三日)に行う行事なれど、当寺では星供(星祭り)と言い、人間の運命を支配している、北斗七星・九曜星・二十八宿を供養して、不浄の気を祓い、災難を遁れ福徳を増してもらう行事。
また、一年に一度のみ「福徳五寶守り」を作り、希望の方にお授けしています。
七月(第四土曜日) 「燈明会・おせがき(先祖)供養」
高野山の万燈会とい法会にちなみ、当寺にても、千体の灯明が境内を灯します。各家先祖をはじめ、有縁無縁の精霊を供養し、またわが身も心と身がよりよく育めるよう願う行事。
十月(第三日曜日「柴燈(さいとう)大護摩供」
当寺の境内に、丸太と割木を井桁に組み桧葉でおおい行う行事です。お不動様の火で煩悩を焼きつくすとともに、一年の”みのり”に感謝し、残りの日々の加護を願います。行事の最後には”火渡りの行”して頂きます。
十二月三十一日 「大晦日護摩(二年参り)」
大晦日と年越しの境目に護摩を焚き、一年間の無事に感謝する行事。